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単語:帰る(手話の位置関係の大切さ) [単語]

「帰る」の手話表現を紹介したいと思います。
私が、手話の位置関係の大切さを初めて知ったのは、この単語を通してでした。

どういうことかというと、次の2つの「帰る」は手話表現が少し異なるということなのです。
・家に帰ってきました。
・これから家に帰ります。

わかりますか??

まず最初に、「家に帰ってきました」の場合の「帰る」です。

この場合、現在自分がいる場所が家です。
そのため、このように、遠くから今の位置に帰ってきた表現になります。

次に、「これから家に帰ります」の場合の「帰る」はどうでしょう。

この場合は、家の場所は、自分がいる場所ではありません。
そのため、このように、今いる場所から、遠くにある家へ向かっている表現になります。

手話の位置関係って、慣れるまでは難しいかもしれません。
でも、慣れてくると、手話の位置関係がおかしい手話を見たとき、違和感を覚えるようになります。

手話を見たり表現したりするとき、頭の中に映像が浮かび始めると、自然と表現できるようになるのではないかな・・と思います。


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